古河公方と伊勢宗瑞

個数:

古河公方と伊勢宗瑞

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年08月09日 16時26分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 291,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784642064453
  • NDC分類 210.4
  • Cコード C1321

内容説明

室町幕府の東国統治体制は、鎌倉公方の分裂で弱体化し、やがて伊勢宗瑞(北条早雲)の登場にいたる。享徳の乱以降、関東全域を巻き込んだ争乱の時代を、連歌師ら文化人の関東下向や東国村落にも触れつつ新視点で描く。

目次

1 享徳の大乱
2 堀越公方の成立
3 景春の乱と都鄙和睦
4 両上杉の抗争
5 連歌師・詩僧たちの関東下向
6 十五~十六世紀初めの東国村落
7 永正の乱

著者等紹介

則竹雄一[ノリタケユウイチ]
1959年、東京都に生まれる。1994年、一橋大学大学院博士後期課程単位取得退学。現在、獨協中学高等学校教諭、明星大学非常勤講師、博士(社会学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

bapaksejahtera

13
戦国時代の先駆けである関東の動乱を追う。ここ迄戦国時代は応仁の乱よりむしろ享徳の乱から始まるとの説を読む事が多かったが、本書著者はこれを採らない。むしろ中世から近世への劃期としての文化論村落論を以てこれに答える。伊勢宗瑞(嘗て彼は北条早雲を自称したことがない)の下剋上論は講談話である事は既に定説である。太田道灌の京から下った文化人との交流、豊島氏との戦も東京の地名が頻出し面白い。秩父緑泥片岩を用いた板碑の考証は、散歩が楽しくなるが、「動乱」の記述は、上杉諸流とその家宰を巡る争いであり、頭には入り難かった。2021/12/11

coolflat

11
太田道灌の謀殺は、両上杉氏の抗争を生み出すことになった。これが長享の乱である。では道灌暗殺にいたる原因は何であろうか。一つには、山内上杉氏(顕定)と扇谷上杉氏(定正)の対立があった。二つ目には、扇谷上杉氏家臣団の内部対立の存在があったと見られる。道灌を直接殺害したのは曽我兵庫助であり、扇谷上杉定正の養子朝良の執事を務め、道灌暗殺後に河越城代となり、その子豊後守祐重は江戸城代になったという。道灌に替わって扇谷上杉家の家政を取り仕切る立場になったとみられることから、扇谷譜代層の主導権争いがあったと考えられる。2024/01/20

陽香

2
201301102017/06/11

onepei

2
内容は細かくて、シリーズ名に偽りなし!なのだが、文章がこなれていなくていかんせん読みにくい。とても残念。2013/02/02

吃逆堂

1
史料が乏しく東国史の穴と言われるこの時代だが、そういうことを感じさせない叙述。考古の成果も存分に盛り込むあたりも、著者ならではか。前半、文章がかため。2013/04/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/5612522
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品