現代日本政治史〈1〉占領から独立へ―1945~1952

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  • サイズ B6判/ページ数 368p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784642064354
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C1321

内容説明

ポツダム宣言受諾によりGHQによる占領統治がはじまった。憲法改正をはじめとするさまざまな民主化政策に、日本政府はどう対応したのか。政党の復活と再編成、経済立て直し、保守支配の基盤が確立されるまでを追う。

目次

第1章 占領改革の時代(連合軍進駐;象徴天皇制と戦争放棄;民主化改革)
第2章 政党政治の再生をめざして(政党の復活・結成;第一次吉田内閣;片山内閣;芦田内閣)
第3章 保守支配の基盤形成(吉田茂の再登場;東アジア冷戦と日本;経済復興)
第4章 講和と安全保障(対日講和問題;講和後の安全保障のありかたをめぐって;サンフランシスコ講和条約・日米安全保障条約の成立;独立への助走)

著者等紹介

楠綾子[クスノキアヤコ]
1973年、神戸市に生まれる。1996年、神戸大学法学部卒業。2004年、神戸大学大学院博士後期課程修了。現在、関西学院大学国際学部准教授、博士(政治学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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spanasu

2
吉田茂研究で有名な著者による占領から独立までの通史。吉田は警察力で対応すべき共産主義は警戒していたが軍事力としての対応は急ぐ必要はないと考え、財政負担の大きい再軍備はあくまで長期的漸進的に民主的正統性をもって進めるつもりであり、占領政策の改正にも意欲的だった。再軍備をめぐり再浮上する芦田や、もう一つの保守としてのアイデンティティをさぐる改進党も気になった。2020/04/13

いわお

0
ポツダム宣言受諾によるGHQの占領統治時代からサンフランシスコ講和条約、日米安全保障条約による日本の独立までの政治史を書いた本。2018/02/16

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