歴史文化ライブラリー<br> 生きつづける民家―保存と再生の建築史

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歴史文化ライブラリー
生きつづける民家―保存と再生の建築史

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  • サイズ 46判/ページ数 243p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784642059480
  • NDC分類 521.86
  • Cコード C0352

出版社内容情報

守り伝えた文化―プロローグ/長持ちする建築の仕組み(中世民家から近世民家へ/長持ちを支えた技術/民家が群として耐久性を獲得)/循環した古家と古材(繰り返された普請/災害と古材リサイクル/売り立てられた古家と古材)/森や木を備える(建築用材の規制/「備林」について/材木蔵や木小屋の「囲木」/植物性材料の確保)/職人衆の出入り(日記が語る職人衆/職人衆の多彩な仕事/出入りが持続した背景)/地域ぐるみで民家を守る(地域の暮らしと民家/町並みの環境を整える/相互扶助の農家普請/災害に備える)/民家を救った近代の価値発見(自然共生型の衰退/茶人が再生した田舎家/学問としての民家の発見/文化財としての民家の保存)/秘めたる価値を見つめ直す―エピローグ

内容説明

庶民の住宅=民家は、いかにして今日まで受け継がれてきたのか。メンテナンスを繰り返し、部材がリサイクルされる民家の特性を解明。間取りや構造、自然素材、伝統技術などからも、秘められた価値を見つめなおす。

目次

守り伝えた文化―プロローグ
長持ちする建築の仕組み
循環した古家と古材
森や木を備える
職人衆の出入り
地域ぐるみで民家を守る
民家を救った近代の価値発見
秘めたる価値を見つめ直す―エピローグ

著者等紹介

中村琢巳[ナカムラタクミ]
1977年、東京都に生まれる。2000年、東京大学工学部建築学科卒業。2007年、東京大学大学院工学系研究科建築学専攻博士課程修了、博士(工学)。現在、東北工業大学建築学部建築学科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

六点

90
中世の家から、近世、近代の変化から始まり。古材の利活用。木材の新旧にこだわらない備蓄、民家に出入りするたような職人。様々な形で民家が守られてきたことが理解できる。後半はそれら共生型の利活用が衰退していく近現代における民家の再生についてである。近代茶人による再評価とその活用から始まり、学術に於ける発見から現代のリノベーションによる活用に至るまで、まさに再生の建築史なのであるなあ、と、思わざるを得ない一冊であった。2024/05/24

アメヲトコ

9
22年5月刊。日本の民家における古材のリサイクルや災害への備え、維持管理の仕組み、保存再生の歴史と現状などを分かり易く解説した一冊です。著者自身が東北をフィールドとして学生たちとともに実践していることがベースになっている(写真も東北地方のものが豊富)ので、単に外から俯瞰するだけでない説得力があります。2022/09/03

Humbaba

2
人が生きていくためには、住居が必要である。必要なのは誰もが認めるとしても、そこにどれだけのコストをかけられるのかというのは状況によっても変わってくる。また、予期せぬ問題が発生することもあるため、そのための準備も必要になる。現代に残っている家々はそれらの問題をよく考え、そのうえでどうするべきかを判断された結果であり、一つ一つのものに理由がある。2024/10/14

Miki Shimizu

2
なんか面白かった!昔の民家が、いろんな職人が出入りしたり住んでる人が手入れしたりしてメンテナンスをし続けてきたこととか、解体されても木材として再利用されたりとかっていう話と、現代になって材木は機械で規格に沿って加工されるようになって、古いのを再利用するより新しいのでやった方が早くなったって話とか、なるほどーって感じで面白い!2024/06/12

takao

2
ふむ2023/10/18

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