出版社内容情報
現存する戦国大名毛利家に関する膨大な文書から、元就・隆元・輝元の妻たちに光を当て、夫婦関係や子どもへの細やかな愛情表現を明らかにする。時には夫の指示を受け、時には相談して子どもの養育に当たった妻たちは、家臣への心配りや、婚家との架け橋となるなどの役割も果たしていた。書状から見えてくる毛利家内の人間関係を探り、家族観に迫る。
内容説明
戦国大名毛利家に関する膨大な文書から、元就・隆元・輝元の妻たちに光を当てる。夫婦関係や子どもへの細やかな愛情表現を明らかにし、家臣への心配りや婚家との架け橋など、書状から見えてくる毛利家の家族観に迫る。
目次
書状から読み解く毛利家の家庭事情―プロローグ
毛利元就と妻室
毛利元就の最後の継室
毛利隆元の正室―尾崎局
毛利輝元と妻室
「内をは母親を以ておさめ」の意味するもの―エピローグ
著者等紹介
五條小枝子[ゴジョウサエコ]
1954年、広島市に生まれる。2000年、広島女学院大学大学院言語文化研究科日本言語文化専攻博士後期課程修了。現在、県立広島大学総合教育センター准教授、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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