出版社内容情報
「分け隔てない廉直な人物」と伝わる畠山重忠。諸系図や考古学から在地領主としてのあり方に鋭く迫り、武士としての生き方を描く。武蔵国男衾郡畠山を本拠とした在地領主・畠山重忠。「まっすぐで分け隔てない廉直な人物」として伝わるイメージの背景には、重忠のいかなるスタンスが秘められているのか。『吾妻鏡』『平家物語』諸本の記事に加え、諸系図や考古学、現地調査の成果などをもとに、在地領主としての畠山氏のあり方に鋭く迫り、重忠という武士としての生き方を描き出す。
畠山重忠のスタンス―プロローグ/秩父平氏の展開と中世の開幕(秩父平氏の形成/秩父重綱の時代)/畠山重能・重忠父子のサバイバル(畠山氏の成立と大蔵合戦/畠山重忠の登場)/豪族的武士としての畠山重忠(源頼朝と畠山重忠/在地領主としての畠山氏)/重忠の滅亡と畠山氏の再生(鎌倉幕府の政争と重忠/重忠の継承者たち )/畠山重忠・畠山氏の面貌―エピローグ/あとがき
清水 亮[シミズ リョウ]
著・文・その他
内容説明
武蔵国男衾郡畠山を本拠とした畠山重忠。「分け隔てない廉直な人物」と伝わるイメージの背景には、いかなるスタンスが秘められているのか。在地領主としての畠山氏のあり方に迫り、重忠という武士の生き方を描く。
目次
畠山重忠のスタンス―プロローグ
秩父平氏の展開と中世の開幕(秩父平氏の形成;秩父重綱の時代)
畠山重能・重忠父子のサバイバル(畠山氏の成立と大蔵合戦;畠山重忠の登場)
豪族的武士としての畠山重忠(源頼朝と畠山重忠;在地領主としての畠山氏)
重忠の滅亡と畠山氏の再生(鎌倉幕府の政争と重忠;重忠の継承者たち)
畠山重忠・畠山氏の面貌―エピローグ
著者等紹介
清水亮[シミズリョウ]
1974年、神奈川県に生まれる。1996年、慶應義塾大学文学部卒業。2002年、早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、埼玉大学教育学部准教授・博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ゴールドまであと920日
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