出版社内容情報
激戦地沖縄に42名の陸軍中野学校出身者が潜伏。そのもとに集められた「護郷隊」の少年兵や住民は、いかに戦争に巻き込まれたのか。太平洋戦争末期、激しい戦闘が行われた沖縄に、陸軍中野学校出身者の42名が潜伏した。諜報活動など秘密戦を学んだ彼らの任務とは何だったのか。集められた「護郷隊」の少年兵や住民は、どのように戦争に巻き込まれたのか。元兵士への丹念な聞き取りなどから、大本営参謀本部直轄の陸軍中野学校が組織的にいかに沖縄戦に関与していたのかを浮き彫りにする。
沖縄戦に動員された少年たち―プロローグ/沖縄に配置された陸軍中野学校出身者(陸軍中野学校/アジア太平洋戦争と遊撃隊/沖縄に配置された陸軍中野学校出身者)/少年兵「護郷隊」(やんばるの少年兵「護郷隊」/召集開始/陣地構築と教育訓練)/護郷隊の戦争(第一護郷隊の戦争/第二護郷隊の戦争/米兵の兄に助けられた少年兵と日本兵に虐殺された少年兵)/離島残置諜者(離島残置諜者とは/伊平屋島・伊是名島/粟国島と久米島/黒島と波照間島、そして与那国島)/大本営陸軍部直轄特殊勤務部隊(沖縄本島―剣隊/離島に潜伏した特務隊―宮古島班・西表島班)/陸軍中野学校と本土決戦―エピローグ
川満 彰[カワミツ アキラ]
著・文・その他
内容説明
激戦地沖縄に潜伏した四二名の陸軍中野学校出身者。そのもとに集められた「護郷隊」の少年兵や住民は、どのように戦争に巻き込まれたのか。元兵士の聞き取りなどから、陸軍中野学校がいかに沖縄戦に関与したかを描く。
目次
沖縄戦に動員された少年たち―プロローグ
沖縄に配置された陸軍中野学校出身者
少年兵「護郷隊」
護郷隊の戦争
離島残置諜者
大本営陸軍部直轄特殊勤務部隊
陸軍中野学校と本土決戦―エピローグ
著者等紹介
川満彰[カワミツアキラ]
1960年、沖縄県コザ市に生まれる。2006年、沖縄大学大学院沖縄・東アジア地域研究専攻修了。名護市教育委員会文化課市史編さん係嘱託職員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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