出版社内容情報
中世びとは自然現象・動植物などに神仏を見出し、「信仰」の世界に共生していた。この「信仰」とは何か。古文書・文学作品・絵巻ほかを駆使して、災害・環境・動植物との関係、神仏の感じ方、祖師たちへの思い、僧侶と門徒の絆などか
内容説明
中世びとは自然現象・動植物など身近に神仏を感じ共生し「信仰」の絆で結ばれていた。この「信仰」とは何か。古文書・文学作品・絵巻などを駆使し問題の核心に迫る。独自な切り口から新たな中世社会像を構築する。
目次
神仏と出会うために―プロローグ
自然と神仏と中世びと
仏の時間と社会
祖師に接する
人と人との絆
神仏との出会い方―エピローグ
著者等紹介
大喜直彦[ダイキナオヒコ]
1960年、大阪府に生まれる。1989年、龍谷大学文学研究科博士課程国史学専攻単位取得退学。2008年、博士(文学)。現在、本願寺史料研究所上級研究員・京都ノートルダム女子大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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