歴史文化ライブラリー
江戸の流行り病―麻疹騒動はなぜ起こったのか

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  • サイズ B6判/ページ数 211p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784642057424
  • NDC分類 493.87
  • Cコード C0320

内容説明

疱瘡は見目定め、麻疹は命定め―江戸時代、麻疹は大人も発病し命に関わると恐れられていた。将軍から町人まで人々はいかに麻疹と付き合ってきたのか。医学書や御触書、浮世絵などから論じ、麻疹を通して江戸社会を描く。

目次

江戸の麻疹世界―プロローグ
麻疹への注目
医療の広がりとマニュアル化
麻疹景気をめぐる攻防
麻疹本を読む人々
文久麻疹クライシス
遠ざかる江戸の麻疹世界―エピローグ

著者等紹介

鈴木則子[スズキノリコ]
1959年、静岡県に生まれる。1997年、総合研究大学院大学文化科学研究科国際日本研究専攻博士後期課程学位取得修了。現在、奈良女子大学生活環境学部生活文化学科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

里季

43
文久二年の麻疹が流行ったときの資料。いつの世もパンデミックの様相は変わりがないなあ。2020/06/27

藤月はな(灯れ松明の火)

36
ゼミの期末レポートで卒論のテーマ決めとしての周辺研究をまとめよというお達しが出たので資料として読了。最近、感染の流行によるワクチン接種の推奨や胎児への影響が問題視されてきている風疹、麻疹が江戸で騒動を起こしたプロセスをはしか絵などによる眉唾な対処法とやぶが当たり前だった時代での医療関係者の確保の難しさ、マスメディアの功罪について論じた本。ただし、江戸のみに注目していて他の地方の風疹についての比較が薄い印象を受けました。2014/01/18

おだまん

4
感染症診療の原則ブログで、読んでみたかった本。綱吉は麻疹で亡くなったんですね。当時の衛生環境とは比べ物にならない現代でも流行り病の問題は解決できてないという事実。2012/07/12

ATSU

3
ずっと前に読んでいたのに,登録忘れ。この本は,今年だから読んだ本かもしれません。文久2年(1862年)6月から8月の麻疹による死亡者数は(江戸市中)『藤岡屋日記』によると,1万4210人,コレラその他による死亡者6742人。コレラばかりが有名ですが,幕末,麻疹も大流行していました。(コレラの流行と少し時期がずれているのかもしれませんが。)麻疹は江戸時代,約20年ごとに流行。そろそろ麻疹が流行する時期・・・となると,麻疹養生書や出版される!;まだコロナがおさまりそうにない今,もう一度読んでみたいです。2020/12/16

Eri

0
過去の日本で、しかも歴史上では比較的最近の江戸時代にフォーカスをあてた人々と麻疹との戦い方、付き合い方が興味深かった。禁忌として食べてはいけないもののリストが多いが、これは外食文化が花開いていた江戸や京などの大きな都独特のものというのが面白い。科学でメカニズムが解明されていなかった時代、疫病との戦いはとても怖かっただろうと思うが、風刺画や戯曲など芸能にも取り入れられていたあたりに逞しさを感じる。2021/01/04

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