内容説明
自由民権運動とは何か。「一枚の新聞の数行の文章は百万の兵卒にもまさる」「雄弁家の三寸の舌先は百万の兵に当たる」とされた言論の力に注目。幕末から大正デモクラシーまで、立憲国家の実現をめざした民権家の活動を描く。
目次
立憲政体、民権家、言論活動―プロローグ
自由民権運動とその前史(自由民権運動のめざしたもの;自由民権運動以前)
自由民権運動の展開(自由民権家の誕生;政党の結成)
自由民権運動のその後(大同団結運動と初期議会;大正デモクラシーとその後)
自由民権運動の歴史的意義―エピローグ
著者等紹介
稲田雅洋[イナダマサヒロ]
1943年、栃木県に生まれる。1972年、一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了、社会学博士。現在、東京外国語大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



