内容説明
神として東照宮に祀られた徳川家康。秀吉に続いて「実在の人物の神格化」が行われた経緯を、天道思想や天海との関係から追う。また宗教理念を支配の正当性とし神話が確立する様子に、日本人の神観念を明らかにする。
目次
人が神になること―プロローグ
神格化の時代
徳川家康と天海
徳川家光と天海
東照宮信仰の展開
神を作り出したもの―エピローグ
著者等紹介
曽根原理[ソネハラサトシ]
1961年、東京都に生まれる。1984年、東北大学文学部史学科卒業。現在、東北大学学術資源研究公開センター助教、文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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