歴史文化ライブラリー
数え方の日本史

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  • サイズ B6判/ページ数 217p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784642056106
  • NDC分類 815.2
  • Cコード C0320

出版社内容情報

★TBSラジオ「森本毅郎のスタンバイ」3月7日放送のコーナー「日本全国8時です」で、現代詩作家の荒川洋治氏が本書を紹介されました! 日本語の「助数詞」の世界をわかりやすく解説したユニークな1冊です。

内容説明

一匹、一双、一振…。日本人は物をどう数えてきたのか。中国の史書や正倉院文書に源流を探り、数え方の作法、方言など、日本独特の表現法を育んだ歴史を現代までたどる。数の世界を分かりやすく説いた“数え方事典”。

目次

数える―プロローグ
数え方の伝来(ものの数え方;中国からきた助数詞 ほか)
数えることの歴史(作られる助数詞;中世―文書語としての助数詞 ほか)
注意される数え方(イカ一盃とウサギ一耳)
助数詞の現在と将来(実生活の中の単位―助数詞の意義;助数詞の将来)

著者等紹介

三保忠夫[ミホタダオ]
1945年、島根県に生まれる。1975年、広島大学大学院文学研究科博士課程退学。国立大学法人島根大学教育学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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satochan

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助数詞はとにかく数多くある。中世で使われていた助数詞、近世で使われていた助数詞、日本固有の助数詞、中国固有の助数詞など、数多くの文献をあげて並べられている。年代ごとにわけるのではなく、ひとつのもののいい方がどういう風に変わっていったのかというような書き方のほうがわかりやすいような気がした。その点、最後らへんの兎の一羽の考察などはおもしろかった。助数詞には、大きさなどがわからないようなものと、正確にわかるものがある。そういうことを考えたことがなかったのでためになった。助数詞はなくなならないし文化だと思う。2012/04/20

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