出版社内容情報
平安時代中期の天台宗寺門派の僧。京都岩倉の大雲寺で修行を重ね、阿闍梨となる。60歳の時、藤原頼通の支援で宿願だった渡宋を実現。聖跡天台山・五臺山巡礼を果たす。現地での多彩な交流や日常生活、皇帝との謁見、祈雨修法、新訳経の収集など、入宋後の足跡を渡航日記『参天台五臺山記』から読み解き、宋で生涯を終えた巡礼僧の実像に迫る。
内容説明
平安時代中期の天台宗寺門派の僧。京都岩倉の大雲寺で修行を重ね、阿闍梨となる。60歳の時、藤原頼通の支援で宿願だった渡宋を実現。聖跡天台山・五臺山巡礼を果たす。現地での多彩な交流や日常生活、皇帝との謁見、祈雨修法、新訳経の収集など、入宋後の足跡を渡航日記『参天台五臺山記』から読み解き、宋で生涯を終えた巡礼僧の実像に迫る。
目次
第1 誕生と家族
第2 天台僧成尋
第3 入宋を志す
第4 入宋、天台山巡礼と皇帝との謁見
第5 五臺山巡礼と成尋の活躍
第6 語られる成尋
著者等紹介
水口幹記[ミズグチモトキ]
1970年東京都生まれ。現在、立命館大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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