内容説明
朝日新聞社主筆から転身し、戦後の55年体制の礎を築いた政党政治家。その前年、吉田茂に代わって自由党総裁となると、翌年に民主党の鳩山一郎との対立を超えて自由民主党を成立させた。自らの経験と人脈を生かす、「情報組織の主宰者」とも呼ぶべき政治手法によって首相の座を目前にしながら急逝。いま埋もれつつあるその足跡を明らかにする。
目次
第1 おいたち
第2 青年時代
第3 朝日新聞主筆
第4 情報局総裁
第5 敗戦
第6 吉田内閣副総理
第7 自由党総裁
著者等紹介
栗田直樹[クリタナオキ]
1959年生まれ。1989年東京都立大学社会科学研究科政治学専攻博士課程中退。現在愛知学院大学法学部助教授。主要著書に緒方竹虎―情報組織の主宰者―
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