出版社内容情報
「同級生と話が合わない。なじめたことは一度もない。授業はクソつまらない」……IQ130以上がひとつの基準ともされるギフテッド。強い個性ゆえに周囲になじめない現実を描く。朝日新聞の人気連載「ギフテッド 才能の光と影」を加筆。
内容説明
没頭しやすい、情報処理が速い、関係づくりが苦手…高IQが「生きづらい」のはなぜ?特異な才能の一方で、繊細さや強いこだわりを併せ持つ彼ら。時代、社会、環境に翻弄されてきた実情に迫るノンフィクション!
目次
第1章 とびぬけた頭脳、なじめない環境(IQ154、小4で英検準1級の少年;36歳で知った、IQと私の居場所 ほか)
第2章 「ギフテッド」とはどのような人か(彼らが感じる困難;IQとは何か? ほか)
第3章 特異な才能の受け皿(世界中から「異能」が集う 孫正義氏の財団;僕もそうだった 大学生が寄り添うメタバース ほか)
第4章 「才能教育」の過去と現在(戦時中に行われていた日本のエリート教育;5年間で5億円 頓挫した東大のプロジェクト ほか)
第5章 変わる日本の教育現場(有識者たちの懸念;横並びか、エリート教育か ほか)
著者等紹介
阿部朋美[アベトモミ]
1984年生まれ。埼玉県出身。2007年、朝日新聞社に入社。記者として長崎、静岡の両総局を経て、西部報道センター、東京社会部で事件や教育などを取材。2022年からマーケティング戦略本部のディレクター
伊藤和行[イトウカズユキ]
1982年生まれ。名古屋市出身。2006年、朝日新聞社に入社。福岡や東京で事件や教育、沖縄で基地や人権の問題を取材してきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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