内容説明
大江山の酒呑童子退治説話で有名な頼光は、多田満仲の長子で摂関家と深く結んで源氏発展の基礎を固めた。関白兼家の新第落成の宴に馬30頭を贈り、道長の新第造営に当っては家具一切を調進して世人を驚嘆させた。その富裕と処世の才幹とを察知できよう。本書は説話等をも巧みに織りまぜて、その生涯を時代の上に浮彫りしたユニークな伝記。
目次
1 頼光の誕生
2 若き時代の頼光
3 頼光の邸宅
4 一条邸とそこでの道網との生活
5 頼光と藤原長能
6 春宮大進代
7 美濃守時代と大江匡衡
8 頼光の遠慮
9 藤原道長への接近
10 武士としての源頼光
11 初期の武士団と頼光
12 道長と頼光
13 晩年の頼光
附 源頼光の娘たち
源頼光関係略系図
略年譜



