出版社内容情報
今の日本は、先進諸国で大学進学の男女格差が最も大きい国だ。それはなぜなのか。学校の日常場面での「隠れたカリキュラム」やペアレントクラシー(親の教育期待・教育投資)に見られる男女間格差、大卒女性の学歴やスキルが低く評価される労働市場の問題など、国際統計を含む多彩なデータから社会のあり方を検証する。
内容説明
今の日本は、先進諸国で大学進学の男女格差が最も大きい国だ。それはなぜなのか。「隠れたカリキュラム」やペアレントクラシー(親の教育期待・教育投資)に見られる男女間格差、大卒女性の学歴やスキルが低く評価される労働市場の問題など、国際統計を含む多彩なデータから社会のあり方を検証する。
目次
第1章 海外では女性のほうが高学歴
第2章 「ジェンダー・トラック」と隠れたカリキュラム
第3章 ペアレントクラシーと学歴の経済的見返りにみられるジェンダー間格差
第4章 アメリカではなぜ大学進学率の男女逆転が起きたのか
第5章 「医学部入試不正問題」であきらかになったこと
第6章 未来はどうなる?
著者等紹介
中西祐子[ナカニシユウコ]
武蔵大学社会学部教授。お茶の水女子大学大学院博士課程人間文化研究科修了。博士(学術)。専門は教育社会学、ジェンダーの社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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