内容説明
南朝派の抵抗は、かつて勤王史観によって尽忠報国とされ、戦後は全く逆に反動として取扱われた。本書は、建武新政の先駆としての武時、その後継者で、一族を組織化した武重、征西将軍宮を迎えて九州宮方の全盛を現出した武光、この3人の人間性に注目し、新しい角度から、数多くの知見を示し、一族をあげての実態を再現している。
目次
第1 菊池氏のおいたち
第2 武時
第3 武重
第4 武光
菊池氏略系図
諸氏略系図
菊池氏略年譜
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