カツオの古代学―和食文化の源流をたどる

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カツオの古代学―和食文化の源流をたどる

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  • サイズ A5判/ページ数 304p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784642046831
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C3021

出版社内容情報

出汁として日本の伝統的な食文化であるカツオ。奈良・平安時代、駿河・伊豆産のカツオは税として遠く都まで運ばれたが、長距離移動を可能にした保存加工法には謎が多い。調理・運搬用の土器や木簡など考古・文献史料を多角的に検証し、さらに最新の科学技術によるデータ分析で古代の調理法を再現実験。今なお受け継がれるカツオ文化の基層に迫る。

内容説明

和食に欠かせないカツオ。古代には税として駿河・伊豆から都に運ばれたが、保存加工法は謎が多い。土器や木簡などを再検証し、最新の科学技術による分析で古代の調理法を再現。今なお続くカツオ文化の基層に迫る。

目次

1 文献史料からみた古代のカツオ(日本列島とカツオ;『延喜式』からみた堅魚製品)
2 考古資料からみたカツオ(堝形土器とカツオ加工―沼津市域での出土事例から;古代駿河・伊豆地方における土師器堝の展開とその特質;古代におけるカツオ漁の再検討―駿河湾沿岸からの視点;堝形土器の考古生化学的分析からわかること;駿豆産の須恵器長頸瓶と「堅魚煎汁の容器」節;須恵器壺Gとはどのような容器か?)
3 古代の堅魚製品再現への挑戦(古代堅魚製品の再現実験―「荒堅魚」と「煮堅魚」;塩カツオ漬け汁の微生物学的検査からみた塩カツオの保存性;カツオ煮汁のコゲ分析からの起源類推アプローチ;鰹色利の保存性と壺G;鰹色利の粘性)
4 特別寄稿(田子地区に伝わる潮鰹づくり)
5 カツオの古代学―シンポジウム総合討論(古代の保存・加工法と食し方;加工法とさまざまな矛盾点;堝形土器でカツオを煮たのか;壺Gは鰹魚煎汁を運ぶ容器だったのか;二つの土器と今後の課題)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

2
ふむ2024/06/23

sa10b52

0
日本人と鰹の関わりを文献や出土品から考察する本…と思いきや元素分析やら粘度測定やらし始めて恐れ入った。堅魚煎汁(かつおいろり)なる献上品を化学的にであるとか栄養学的(保存期間も含めて)考察しているかなりのニュータイプ。その食文化自体は興味あるのだけどなんかすごい。2025/04/14

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