出版社内容情報
尾張国郡司百姓等解文・清胤王書状群・高山寺古往来・吏途指南(北山抄)・半井家本『医心方』紙背文書など、10~12世紀の国衙の様相を示す著名な史料を題材に、当時の地方政治の実態を他の関連史料も参照しつつ考察。特に尾張国解文・吏途指南・時範記(抄)・国務条々(朝野群載)には、史料原文に訓読文を併載し、研究の基礎を提供する必備の書。
内容説明
尾張国郡司百姓等解文・清胤王書状群・高山寺本古往来・吏途指南(北山抄)・半井家本『医心方』紙背文書など、十~十二世紀の国衙の様相を示す著名な史料を題材に、当時の地方政治の実態を他の関連史料も参照しつつ考察。特に尾張国解文・吏途指南・時範記(抄)・国務条々(朝野群載)には、史料原文に訓読文を併載し、研究の基礎を提供する必備の書。
目次
第1章 清胤王書状群の研究
第2章 尾張国解文試釈
第3章 尾張国解文と郡司・国衙官人
第4章 「吏途指南」断章二題
第5章 高山寺本古往来と国郡の機構
第6章 半井家本『医心方』紙背文書と国司の交替
付載 『時範記』と『朝野群載』巻二十二「国務条々」試読
著者等紹介
森公章[モリキミユキ]
1958年岡山県に生まれる。現在、東洋大学教授・博士(文学)(東京大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。