内容説明
七道の駅・伝路の検出により、日本古代には国家が計画した道路が張り巡らさせれていたことが判明した。それらはどこを通っていたのか。駅家など交通関係、郡家や関など地方官衙、「立石」「大人」などの地名、条里遺構、地図や空中写真などから古代道を探る方法を提示。現地調査の必要性と注意を指摘するなど、古代道路の第一人者の研究を集大成する。
目次
第1章 従来利用されてきた交通関係地名
第2章 古代交通路関係新地名の検出
第3章 地方官衙・施設と交通路との関係
第4章 古代道路と条里
第5章 地図類による古代道路路線の想定
第6章 空中写真に見る道路痕跡
第7章 現地調査の必要性
著者等紹介
木下良[キノシタリョウ]
1922年長崎県生れ。1953年京都大学文学部史学科(地理学専攻)卒業。神奈川大学教授、富山大学教授、國學院大学教授を歴任。現在、古代交通研究会名誉会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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