十九世紀日本の対外関係―開国という幻想の克服

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十九世紀日本の対外関係―開国という幻想の克服

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  • サイズ A5判/ページ数 274p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784642043458
  • NDC分類 210.59
  • Cコード C3021

出版社内容情報

はしがき―本書の課題/序章 開国レトリックの克服/異国船打払いと仁政の相剋(海防という外国人隔離策/補論 中学校社会科教科書に見る鎖国と開国/異国船打払令の布告問題と漂流民救助―江川家文書「異国評議書」より/文政八年八戸領の異国船体験―領主の対応と領民の関心)/開港と内戦の混乱からの回復(明治維新期旅券制度の基礎的研究/箱館における生糸・蚕種紙改印制度とその影響/盛岡藩御用商人伊勢屋朝吉の戊辰戦争/明治新政府による三陸地方の秩序回復と復興策―明治二年宮古湾鍬ヶ埼における蚕種紙密輸事件から)/外国船救助と漂流民送還の近代化(外国船救助の近代化―明治六年アメリカ蒸気船エリエール号塩屋埼沖沈没事件/明治新政府の外交体験と条約理解―明治三年不開港場規則・難船救助心得をめぐって/漂流民救助と送還の近代化)/あとがき

内容説明

近年、明治維新への関心が内外で高まり、十九世紀を論じる研究も盛んである。ロシア船が現れ始めた十八世紀後半から条約改正、日清戦争が始まるまでの時期を対象にして、異国船打ち払いや漂流民保護、開港と内戦の混乱からの回復の過程などを分析。約一〇〇年かけた日本の「自己変革の時代」の実情を、開国というレトリックを取り払い考察する。

目次

開国レトリックの克服
第1部 異国船打払いと仁政の相剋(海防という外国人隔離策;異国船打払令の布告問題と漂流民救助―江川家文書「異国評議書」より;文政八年八戸領の異国船体験―領主の対応と領民の関心)
第2部 開港と内戦の混乱からの回復(明治維新期旅券制度の基礎的研究;箱館における生糸・蚕種紙改印制度とその影響;盛岡藩御用商人伊勢屋朝吉の戊辰戦争 ほか)
第3部 外国船救助と漂流民送還の近代化(外国船救助の近代化―明治六年アメリカ蒸気船エリエール号塩屋埼沖沈没事件;明治新政府の外交体験と条約理解―明治三年不開港場規則・難船救助心得をめぐって;漂流民救助と送還の近代化)

著者等紹介

上白石実[カミシライシミノル]
1964年東京都台東区に生まれる。1989年東洋大学文学部史学科卒業。1993年立教大学大学院文学研究科中退。東洋大学、立教大学、いわき明星大学等の非常勤講師を経て、盛岡大学文学部教授、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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