近世の遊廓と客―遊女評判記にみる作法と慣習

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近世の遊廓と客―遊女評判記にみる作法と慣習

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  • サイズ A5判/ページ数 295p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784642043342
  • NDC分類 384.9
  • Cコード C3021

出版社内容情報

身分秩序は排され客は平等に扱われるなどの言説に疑義を唱え、吉原を中心に分析。遊女評判記から遊女や店、客同士の関係性を描く。

内容説明

多くの文学や歌舞伎の題材とされ、文化の発祥地という華やかな一面を持つ近世の遊廓。そこでは日常の身分秩序は排除され、すべての客は差別なく平等に扱われるとされた。その言説に疑義を唱え、吉原遊廓を中心に証実的に分析する。遊廓に遊ぶ人の目線で記した遊女評判記から、遊女や店との関係、さらに客同士の関係性を描き出し、その実態に迫る。

目次

第1部 近世遊廓の研究史と視角(近世遊廓に見出される江戸への憧れ―研究史の整理と問題点;吉原遊廓における客の取締り―公儀との関係をめぐって;遊女評判記の当代性―その書き手と読み手)
第2部 吉原遊廓における客の関係性(吉原遊廓における客と客;遊女に矛先を向ける客―遊女評判記にみる「さし合」)
第3部 遊廓で忌避された客(吉原における客の貴賎;客として嫌がられた役者)
補論 長崎丸山遊廓で捕縛された被差別民―『犯科帳』を主として

著者等紹介

〓木まどか[タカギマドカ]
1988年東京都に生まれる。2020年成城大学大学院文学研究科博士課程後期学位取得修了、博士(文学)。現在国文学研究資料館プロジェクト研究員、徳川林政史研究所非常勤研究生、成城大学民俗学研究所研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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