明治期の立憲政治と政党―自由党系の国家構想と党史編纂

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明治期の立憲政治と政党―自由党系の国家構想と党史編纂

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  • サイズ A5判/ページ数 293p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784642038782
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C3021

出版社内容情報

藩閥政府と政党の提携に尽力した自由党系土佐派。非議員の板垣退助を党首に据え、いかに国家構想や経済政策を提起したのか。帝国議会の開設後、対立と妥協を繰り返した藩閥政府と政党は、ついに手を結んだ。その発端となったのが、板垣退助率いる自由党系土佐派であった。彼らは、非議員の板垣を党首に据えながら、いかに政党を運営して国家構想や経済政策を提起し、またどのような歴史観で党史を編纂して自己を位置づけたのか。模索期の立憲政治を政党の視点から考察する。

序章 課題と方法/自由党系土佐派の国家構想と経済政策(板垣退助の天皇・華族観と政党指導の展開/栗原亮一と旧自由党系のアジア貿易計画/栗原亮一と自由党土佐派の「通商国家構想」/隈板内閣前後における経済政策の展開―自由党系土佐派の外資輸入論を中心に)/『自由党史』の成立過程と歴史観(板垣退助の政界引退と『自由党史』/日露戦後における激化事件顕彰運動と『自由党史』/『自由党史』の編纂方針と記述の変容/土佐派の「明治維新観」形成と『自由党史』―西郷隆盛・江藤新平像の形成過程を中心に/付論 光永眠雷「西郷隆盛肖像」の成立/板垣退助岐阜遭難事件の伝説化―『自由党史』における記述の成立過程を中心に)/終章 総括と展望

中元 崇智[ナカモト タカトシ]
著・文・その他

内容説明

帝国議会の開設後、対立と妥協を繰り返した藩閥政府と政党は、ついに手を結んだ。その発端となったのが、板垣退助率いる自由党系土佐派であった。彼らは、非議員の板垣を党首に据えながら、いかに政党を運営して国家構想や経済政策を提起し、またどのような歴史観で党史を編纂して自己を位置づけたのか。模索期の立憲政治を政党の視点から考察する。

目次

課題と方法
第1部 自由党系土佐派の国家構想と経済政策(板垣退助の天皇・華族観と政党指導の展開;栗原亮一と旧自由党系のアジア貿易計画;栗原亮一と自由党土佐派の「通商国家構想」;隈板内閣前後における経済政策の展開―自由党系土佐派の外資輸入論を中心に)
第2部 『自由党史』の成立過程と歴史観(板垣退助の政界引退と『自由党史』;日露戦後における激化事件顕彰運動と『自由党史』;『自由党史』の編纂方針と記述の変容;土佐派「明治維新観」形成と『自由党史』―西郷隆盛・江藤新平像の形成過程を中心に;光永眠雷「西郷隆盛肖像」の成立;板垣退助岐阜遭難事件の伝説化―『自由党史』における記述の成立過程を中心に)
総括と展望

著者等紹介

中元崇智[ナカモトタカトシ]
1978年兵庫県に生まれる。2000年立命館大学文学部史学科卒業。2007年名古屋大学大学院文学研究科人文学専攻博士後期課程修了、博士(歴史学)。現在、中京大学文学部歴史文化学科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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