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条約改正と国内政治

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  • サイズ A5判/ページ数 274,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784642037358
  • NDC分類 210.65
  • Cコード C3021

内容説明

明治二十年代の条約改正問題をめぐる藩閥政府と自由党・対外硬派などの諸集団の政治競合を分析。また伊藤博文・星亨の政治的手腕や、ジャーナリスト徳富蘇峰と政治との関わりに着目し、当該期の政治史像を再構築する。

目次

1 井上条約改正問題をめぐる政治的競合
2 大隈条約改正問題をめぐる政治的競合
3 明治二十五年前半における条約改正問題の浮上
4 政界再編への模索と条約改正問題の政治争点化
5 第五議会期の条約改正問題をめぐる政治的競合
6 明治二十七年前半の政治危機と対立図式の固定化

著者等紹介

小宮一夫[コミヤカズオ]
1967年三重県津市に生まれる。1990年立命館大学文学部史学科卒業。1998年中央大学大学院文学研究科博士後期課程修了、博士(史学)。現在日本学術振興会特別研究員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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中将(予備役)

1
明治の条約改正問題を巡る国内政治を探った論文。不平等条約は、日本対列強という枠組で考えがちで、外国が呑んでくれそうな政府対内容に反対する民党という構図は新鮮だった。政治対立を鏡として、憲法発布十年程度の間の政党や輿論の成熟具合も感じられた。2023/10/31

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