内容説明
明治二十年代の条約改正問題をめぐる藩閥政府と自由党・対外硬派などの諸集団の政治競合を分析。また伊藤博文・星亨の政治的手腕や、ジャーナリスト徳富蘇峰と政治との関わりに着目し、当該期の政治史像を再構築する。
目次
1 井上条約改正問題をめぐる政治的競合
2 大隈条約改正問題をめぐる政治的競合
3 明治二十五年前半における条約改正問題の浮上
4 政界再編への模索と条約改正問題の政治争点化
5 第五議会期の条約改正問題をめぐる政治的競合
6 明治二十七年前半の政治危機と対立図式の固定化
著者等紹介
小宮一夫[コミヤカズオ]
1967年三重県津市に生まれる。1990年立命館大学文学部史学科卒業。1998年中央大学大学院文学研究科博士後期課程修了、博士(史学)。現在日本学術振興会特別研究員
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