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近世社会と法規範―名誉・身分・実力行使

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  • サイズ A5判/ページ数 348,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784642034036
  • NDC分類 322.15
  • Cコード C3021

内容説明

喧嘩や無礼討ちなどの実力行使の実態は、どのようなものだったのか。「家」制度・忠孝道徳などと関連しつつ、国家の法と社会の「生ける法」が生み出した法規範を考察。暴力行為の鎮圧と、刑法原則の浸透の一方で、武士の名誉の観念が社会的規律化を生み、身分制社会の成熟と変容をもたらしたことを解明する。

目次

1 法と理(喧嘩両成敗の理念とその社会的背景;正当防衛の「発見」)
2 法と忠孝道徳(忠孝道徳の重視;密通仕置と妻敵討 ほか)
3 礼秩序と名誉(「無礼」の観念;無礼討ちの諸相と身分制社会)
結論 近世の実力行使と法規範

著者等紹介

谷口真子[タニグチシンコ]
1960年大阪府に生まれる。1972年早稲田大学第一文学部卒業。2000年早稲田大学大学院文学研究科博士課程史学(日本史)専攻満期退学。2005年博士(文学)学位取得。早稲田大学非常勤講師
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