幕藩制形成期の琉球支配

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  • サイズ A5判/ページ数 353,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784642033725
  • NDC分類 219.9
  • Cコード C3021

出版社内容情報

江戸幕府草創期における外交政策上の問題を検討する上で、琉球研究を欠くことはできない。豊臣政権末期から徳川政権下の「鎖国」(海禁)体制の確立期にいたるまで、幕藩制国家や島津氏、琉球国、明国の政治的動向を有機的に捉え、幕藩制国家の対外的窓口の一つ、琉球に対する国家支配のあり方を浮き彫りにする。今後の琉球研究に新指針を提示。

〈主な目次〉本研究の目的と構成/Ⅰ=豊臣政権と琉球国/Ⅱ=豊臣政権の朝鮮出兵と琉球国/Ⅲ=徳川政権の成立と琉球国/Ⅳ=初期徳川政権の東アジア外交と琉球国/Ⅴ=琉球支配の基調/Ⅵ=秀忠政権の対外政策と島津氏の動向/Ⅶ=琉球政策の展開/Ⅷ=島津家久の領内編成/Ⅸ=琉球貿易への介入/Ⅹ=寛永12年のキリシタン改め/終章=「鎖国」(海禁)体制の確立と琉球国