出版社内容情報
近世において、江戸と上方はあらゆる面で緊密な関係にあった。京都・大坂・江戸は「三都」と呼ばれ、大店はそれぞれに拠点をもうけ、各地の町家は互いに連絡を取り合って活動していた。白木屋や三井両替店の動向を通して、両地域の経済特質を解明。また、上層町家の経営を担った女性や、中層商家の主婦の暮らしを、女性史の観点から掘り起こす。
〈主な目次〉Ⅰ=江戸・上方の大店(江戸店奉公人の暮らし―白木屋日本橋店を中心として―/三井両替店の開設と発展/三井両替店の展開/若き日の三井高棟)/Ⅱ=江戸時代の町家女性たち(江戸時代町家の女性たち/京都の柏原りよ/近江の梅原みき)
内容説明
近世の江戸と上方は、あらゆる面で緊密な関係にあった。大店の白木家や三井両替店の活動を通して、両地域の経済特質を解明。また上層町家の経営を担った女性や中層商家の主婦の暮らしを女性史の観点から掘り起こす。
目次
第1部 江戸・上方の大店(江戸店奉公人の暮らし―白木家日本橋店を中心として;三井両替店の開設と発展;三井両替店の展開;若き日の三井高棟)
第2部 江戸時代の町家女性たち(江戸時代町家の女性たち;京都の柏原りよ;近江の梅原みき)
著者等紹介
林玲子[ハヤシレイコ]
1930年生まれ。1965年東京大学院経済学研究科博士課程修了(経済学博士)。現在、流通経済大学名誉教授
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