内容説明
従来の制度史の枠をこえ、陸上交通体系の形成・性格・維持政策を、公儀伝馬役・助郷国並役などをキー・ワードとして、幕藩体制史の観点より解明する。また青少年・女性・合力層ら社会的弱者に焦点を当て、民衆交通の実態を分析し、あわせて交通の展開の場である宿場町を、都市史の視点からも検討する。近世陸上交通を総合的にとらえた画期的な書。
目次
第1部 近世交通体系の形成と維持(近世交通体系の形成とその性格;近世交通体系の維持と幕政)
第2部 民衆交通の展開とその場(民衆交通の展開;宿場町)
従来の制度史の枠をこえ、陸上交通体系の形成・性格・維持政策を、公儀伝馬役・助郷国並役などをキー・ワードとして、幕藩体制史の観点より解明する。また青少年・女性・合力層ら社会的弱者に焦点を当て、民衆交通の実態を分析し、あわせて交通の展開の場である宿場町を、都市史の視点からも検討する。近世陸上交通を総合的にとらえた画期的な書。
第1部 近世交通体系の形成と維持(近世交通体系の形成とその性格;近世交通体系の維持と幕政)
第2部 民衆交通の展開とその場(民衆交通の展開;宿場町)