戦国期細川権力の研究

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戦国期細川権力の研究

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  • サイズ A5判/ページ数 804p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784642029506
  • NDC分類 210.47
  • Cコード C3021

出版社内容情報

細川京兆家の分裂・抗争は、三好長慶ら配下たちの成長をもたらす。発給文書を編年化し、細川から三好への権力の質的変容を論じる。細川政元の暗殺を機に始まる細川京兆家の分裂・抗争は、結果としてその配下たちの成長をもたらす。柳本賢治、木沢長政、そして三好長慶たちが、なぜ次から次に台頭したのか。発給文書を徹底的に編年化し、京兆家内衆の成長過程を解き明かす。畿内の荘園領主や地域社会との関係も視野に入れ、細川氏から三好氏への権力の質的変容を論じた注目の書。

序章 問題の所在と本書の構成/細川権力の基本構造と高国期の変容(奉行人奉書にみる細川京兆家の政治姿勢―勝元期から政元期にかけてを中心に/補論一 細川高国の家督継承と奉行人/細川高国の近習とその構成―「十念寺念仏講衆」の紹介と分析/細川高国の近習と内衆の再編/補論二 上山城守護代の内堀東雲軒/摂津守護代薬師寺氏の寄子編成)/澄元・晴元派の興隆(細川澄元陣営の再編と上洛戦/補論一 桂川合戦前夜の細川晴元方による京都包囲網/「堺公方」期の京都支配と松井宗信/「堺公方」期の京都支配と柳本賢治/三好元長の下山城郡代/畠山家における奉書の展開と木沢家の出自/木沢長政の政治的立場と軍事編成/補論二 木沢長政の墓と遺族の動向/補論三 青年期の細川晴元/細川晴元の取次と内衆の対立構造/細川晴元に対する交渉と取次/補論四 足利義晴派対足利義維派のその後)以下細目略/高国派残党の蜂起/終章 戦国期畿内政治史と細川権力の展開

馬部 隆弘[バベ タカヒロ]
著・文・その他

内容説明

細川政元の暗殺を機に始まる細川京兆家の分裂・抗争は、結果としてその配下たちの成長をもたらす。柳本賢治、木沢長政、そして三好長慶たちが、なぜ次から次に台頭したのか。発給文書を徹底的に編年化し、京兆家内衆の成長過程を解き明かす。畿内の荘園領主や地域社会との関係も視野に入れ、細川氏から三好氏への権力の質的変容を論じた注目の書。

目次

第1部 細川権力の基本構造と高国期の変容(奉行人奉書にみる細川京兆家の政治姿勢―勝元期から政元期にかけてを中心に;細川高国の家督継承と奉行人;細川高国の近習とその構成―「十念寺念仏講衆」の紹介と分析 ほか)
第2部 澄元・晴元派の興隆(細川澄元陣営の再編と上洛戦;桂川合戦前夜の細川晴元方による京都包囲網;「堺公方」期の京都支配と松井宗信 ほか)
第3部 高国派残党の蜂起(細川晴国・氏綱の出自と関係―「長府細川系図」の史料批判を兼ねて;細川晴国陣営の再編と崩壊―発給文書の年次比定を踏まえて;細川国慶の出自と同族関係 ほか)

著者等紹介

馬部隆弘[バベタカヒロ]
1976年兵庫県に生まれる。1999年熊本大学文学部卒業。2007年大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。現在、大阪大谷大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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相馬

2
765頁もの大著。年末年始かかりっきりでようやく読了。政元以降の京兆家の守護代・郡代・内衆、権力構造を論じている。特に高国、晴国、国慶系についての詳細な論評が貴重かつ興味深い。京都周辺・京都内の土豪(今村氏とか)の内衆化、義晴・晴元vs義維・氏綱という単純化ではなく義晴・晴元・義維・晴元・氏綱という4極構造であること、三好ー信長の連続性が言われているが、細川京兆家ー三好の連続性も重要であること、など、なかなか興味深く面白かった。2019/01/03

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