中世の地域と宗教

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  • サイズ A5判/ページ数 360p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784642028363
  • NDC分類 210.4
  • Cコード C3021

内容説明

実証史学の王道を歩んできた編者のもとに結実した最新論集。「日の本将軍」論、大河兼任の乱、大宰府政所体制、醍醐寺の年中行事書、後鳥羽追善行事、中尊寺伽藍など多彩な論考を収録。今後の世中史研究に新知見を示す。

目次

第1部 中世の諸地域(日本・日の本と日の本将軍―中世日本の東方問題;本吉冠者・藤原隆衡と大河兼任の乱;沼田城将宛文書の行方―『歴代古案』校訂補正并解題補遺・その二;中世前期和泉国の海運をめぐって;大宰府の再生―十一世紀における公卿長官制の成立と対外関係;中世万之瀬川下流域の様相について―近世絵図をてがかりとして)
第2部 中世宗教と宗教勢力(中世初期の醍醐寺と年中行事書;承久の乱後の王家と後鳥羽追善仏事;鎌倉期における中尊寺伽藍の破壊・顛倒・修復記録について;鎌倉後期の徳政と香取社;二つの法難コンテクスト)

著者等紹介

羽下徳彦[ハガノリヒコ]
1934年東京に生れる。1961年東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学、東洋大学文学部講師・同助教授、東京女子大学文理学部助教授、東北大学文学部助教授・同教授を経て、東北大学名誉教授
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