内容説明
中世東アジア海域では、国家・地域権力による交流と、民衆レベルの交流が相互に関係していた。三浦・対馬などの地域に重点をおき、倭人の朝鮮居留や被虜人を考察。人・物・情報がどのように循環していたかを解明する。
目次
第1章 被虜人の境遇と送還
第2章 朝鮮人漂流人送還体制の形成と変質
第3章 移動する倭人と宗氏・朝鮮王朝
第4章 山陰地域と朝鮮の交流
第5章 壱岐・五島と朝鮮の交流
第6章 東アジア海域の交流と対馬・博多
著者等紹介
関周一[セキシュウイチ]
1963年茨城県日立市に生まれる。1992年筑波大学大学院歴史・人類学研究科単位取得退学。日本学術振興会特別研究員を経て、現在、つくば国際大学・常磐大学非常勤講師、博士(文学)
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