中世権門の成立と家政

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  • サイズ A5判/ページ数 302,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784642027892
  • NDC分類 210.4
  • Cコード C3021

出版社内容情報

古代の律令国家に続き中世は権門体制の国家といわれる。権門とは、政治的・社会的に権勢のある門地や家系の総称だが、藤原南家や摂関家を中心に、家政と年中行事や一族と氏寺の相互関係と組織の確立時期から、権門の成立にはいかなる歴史的条件が必要であったかを検証する。また家政経済の面から、日本の中世はいかにもたらされたのかをも考える。〈主な目次〉序=権門と親族組織・経営体/Ⅰ=藤原氏と権門(藤原四家の特質と展開―南家を中心に―/藤原氏諸機関の成立と展開)/Ⅱ=権門摂関家の成立と家政(摂関家における「公的家」の基本構造/摂関家行事の成立―葬送と追善仏事を中心に―/摂関家年中行事と家政経済/摂関家の相折と下文)/Ⅲ=権門と氏寺(摂関家氏寺と御願寺/醍醐寺内「氏寺」の管領権)/あとがき/索引

内容説明

中世は権門体制の国家といわれる。権門とは、広く権勢のある門地や家系の総称だが、藤原南家や摂関家を中心に、家政と行事や氏寺との相互関係と組織の確立時期を検証、日本の中世は如何にもたらされたのかをも考える。

目次

権門と親族組織・経営体
第1部 藤原氏と権門(藤原四家の特質と展開―南家を中心に;藤原氏諸機関の成立と展開)
第2部 権門摂関家の成立と家政(摂関家における「公的家」の基本構造;摂関家行事の成立―葬送と追善仏事を中心に;摂関家年中行事と家政経済;摂関家の相折と下文)
第3部 権門と氏寺(摂関家氏寺と御願寺;醍醐寺内「氏寺」の管領権)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ナタネ油

3
時代は違うが、最近の問題関心から通読。家政機関・年中行事・氏寺などの分析から、摂関家を主な事例に権門の成立を捉える。2017/10/03

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