中世の変革と徳政―神領興行法の研究

中世の変革と徳政―神領興行法の研究

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  • サイズ A5判/ページ数 263,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784642027366
  • NDC分類 322.14
  • Cコード C3021

内容説明

蒙古襲来の危機が深刻化する鎌倉後期、寺社領に吹き荒れた神領興行の嵐の背後に、幕府・朝廷が一致して推進した行政改革(リストラ)の動きを読み解き、日本史上の大転換期である鎌倉末・南北朝期をダイナミックに描く。

目次

序章 問題の所在―転換期の一四世紀
第1部 徳政と国家権力(弘安の神領興行法;弘安徳政の展開;正安の伊勢神宮諸御厨興行法;正和の九州五社神領興行法)
第2部 徳政と荘園制(伊勢神宮の荘園制;宇佐八幡宮の荘園制;鎌倉幕府と東国寺社勢力)
第3部 徳政と中世民衆(得宗・治天専制;悪党;内乱)
あとがき 徳政を受容した地点から
鎌倉時代の神領興行法・適用事例年表

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