出版社内容情報
弘長3年(1263)、北条時頼が没し、嫡男時宗が連署となる。文永3年(1266)、時宗・北条政村・金沢実時らは将軍宗尊親王側近の陰謀について密議し、親王は京に送られる。親王入洛の記事を以て全巻の筆を止める。
内容説明
弘長3年(1263)11月、北条時頼が没する。文永元年(1264)8月、時頼嫡男北条時宗が連署となり、いよいよ政治の表舞台に現れる。文永3年(1266)6月、時宗・北条政村・金沢金時らは将軍宗尊親王側近の陰謀について密議し、7月4日、宗尊親王は京に送られる。同月20日、親王入洛の記事を以て『吾妻鏡』は全巻の筆を止める。
目次
吾妻鏡 第五十一(弘長三年(一二六三))
吾妻鏡 第五十二(文永二年(一二六五)
文永三年(一二六六))
著者等紹介
五味文彦[ゴミフミヒコ]
1946年、山梨県生まれ。1970年、東京大学大学院修士課程修了。現在、放送大学教授・東京大学名誉教授
本郷和人[ホンゴウカズト]
1960年、東京都生まれ。1988年、東京大学大学院博士課程単位取得。現在、東京大学史料編纂所教授
西田友広[ニシダトモヒロ]
1977年、島根県生まれ。2003年、東京大学大学院博士課程中途退学。現在、東京大学史料編纂所助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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