内容説明
律令制以前におけるヤマト王権の地域支配の組織として挙げられる、ミヤケ制・国造制・部民制。これらの制度には不明の点も多く、三者の時期的な変遷を統一的に解釈する通説的な見解は存在しない。記紀批判を厳密に行いつつヤケ・トネリ・譜第などを検討し、東国などの地域支配制度の実態に迫る。女帝論にも言及し、古代王権の支配構造を解明する。
目次
六・七世紀の支配構造
第1編 部民制とトネリ・采女(額田部氏の系譜と職掌;トネリと采女)
第2編 ミヤケ制とヤケ(貴族・地方豪族のイエとヤケ;古代王権とミヤケ制;古代王権と「後期ミヤケ」)
第3編 国造制と「譜第」意識(「辛亥」銘鉄剣と「武蔵国造の乱」;古代東国と「譜第」意識)
第4編 女帝論と系譜意識(古代女帝論の現状と課題;古代女帝の成立―大后と皇祖母;日本における女帝の意味)
王権と支配構造
著者等紹介
仁藤敦史[ニトウアツシ]
1960年静岡県に生まれる。1982年早稲田大学第一文学部日本史学専攻卒業。1989年早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程史学(日本史)専攻満期退学。現在、国立歴史民俗博物館研究部教授・総合研究大学院大学文化科学研究科教授(併任)。博士(文学)早稲田大学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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