古代の天文異変と史書

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  • サイズ A5判/ページ数 360,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784642024624
  • NDC分類 210.3
  • Cコード C3021

内容説明

天文異変の記事や暦学を使って国史の年代を復原し、その信憑性と性格を解き明かす。併せて記録保存の実態を追究し、国家にとっての国史編纂の意義を考察。年代学・国史編纂史・文書管理の研究成果を総合した労作。

目次

国史編纂史と年代学
1 天文記事と国史編纂(日本古代の改暦と政治・制度;『続日本紀』の自然記事―祥瑞・天文記事と国史;八世紀の記録保存と『続日本紀』;九世紀の記録管理と国史―天文記事と日唐の月食比較;『日本紀略』後篇と『新国史』)
2 天文記録と史料(記録官司としての内記局の研究;『続日本紀』における捏造と実録底本説;近年の新日食算出法について)
律令国家の国史編纂―国史編纂の意義

著者等紹介

細井浩志[ホソイヒロシ]
1963年千葉県に生まれる。1994年九州大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。九州大学文学部助手、活水女子大学文学部講師、同助教授を経て、活水女子大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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