内容説明
古代史学の第一線で活躍してきた編者に薫陶を受けた研究者による論集。古代~中世の政治と宗教についての意欲的論考一七編を収録。最新の研究成果を取り入れた力編は、今後の古代中世史研究に資するところ大である。
目次
『頭陀親王入唐略記』にみえる唐の高官―浙東観察使と淮南節度使の人名
四方拝について―『花園天皇宸記』を読む(4)
ウヂの成立
初期の藤原氏と渡来人の交流
令制国の成立と東国
大宝令的郡司制創出の意義
唐日戸令色為婚条について
「桓武」皇統の確立過程―早良立太子の意義と背景
防御性集落に関する一、二の考察―北海道の視点から
オホナムチの虚像と実像〔ほか〕
著者等紹介
佐伯有清[サエキアリキヨ]
1925年生。元北海道大学・成城大学教授。文学博士
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