内容説明
正倉院文書は、幕末から明治にかけて整理、成巻の際に原形が損なわれた。その過程を詳述し、明治期の写本・目録から、いつの時点で現状の形に変えられたかを考察。研究史料とする際に欠かせない原形の把握を試みる。
目次
第1章 江戸時代の開封と宝物
第2章 明治初期の正倉院文書の整理
第3章 塵芥文書の整理
第4章 明治中期の正倉院文書の整理
第5章 明治以降の写本と目録
著者等紹介
西洋子[ニシヨウコ]
1943年福島県に生まれる。1966年東北大学文学部卒業。1970年東北大学大学院文学研究科修士課程修了。現在、東京大学史料編纂所研究支援推進員
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