出版社内容情報
正倉院文書は東大寺写経所の帳簿類を主体とし、紙背の戸籍・計帳・正税帳などの律令公文類と併せ一万数千点の厖大かつ多様な文書群であり、奈良時代文物の諸相を網羅する基本史料である。正倉院文書を収録、刊行した『大日本古文書』(編年)25冊に見える物名語その他を生活・文化に即して分類配列し、異体字も取り入れ、古代研究の便に供する。
目次
織物・糸綿・服飾
食料・食用具
建築
武器・武具
文具
調度
仏像・菩薩像
仏具
楽・楽器・遊戯具
諸道具〔ほか〕
著者等紹介
関根真隆[セキネシンリュウ]
昭和8年東京に生れる。昭和35年より2ヵ年聖徳太子奉讃会研究生。昭和37年立正大学大学院修士課程修了。現在龍谷大学文学部非常勤講師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。