内容説明
水田を作り、青銅・鉄器を使い始めた弥生時代とはどのような時代だったのか。縄紋時代との違いは、土器の研究が進むにつれてかえって難しくなっている。稲作のル伝播ルート、渡来人と在来人、石器から金属器への変遷、銅鐸と社会、武器と日本最初の戦争、国家の形成など、比較という観点から弥生社会の本質に迫る。
目次
1 弥生文化の比較考古学―総論
2 稲の伝播と農業技術の発達
3 弥生人
4 弥生文化と中国の初期稲作文化
5 弥生文化と朝鮮半島の初期農耕文化
6 石器から金属器へ―ヨーロッパとの比較
7 分業と流通―縄紋時代との比較
8 銅鐸と社会
9 弥生時代の戦争
10 階級社会への道への路
著者等紹介
佐原真[サハラマコト]
1932年大阪市に生まれる。1964年京都大学大学院文学研究科博士課程考古学専攻修了。前国立歴史民俗博物館館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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