内容説明
近年、古代祭祀に関する研究が隆盛を見せている。祭祀は古代の王権、天皇制を解明する上で最も重要な課題の一つであり、古代史学永遠のテーマといえよう。本書は従来の研究史をふまえながら、祭祀の構造を祭儀論的に分析し、「聖体祭祀」論を展開して新たな視座から古代祭祀を総括する。祭祀と王権・天皇との関係性に迫った注目の必読書である。
目次
第1 律令祭祀の形成
第2 律令祭祀の構造
第3 祭祀と天皇―聖体祭祀論
第4 月次祭論
第5 大嘗祭論
第6 村落祭祀論
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