出版社内容情報
北方世界で狩猟採集・交易民として独自の文化を営み、長年暮らしてきたアイヌ民族の歴史・文化・社会がわかる、初めての総合辞典。ひと・もの・こころの3部構成から成り、歴史をはじめ、考古資料や民具に基づく物質文化や言語・口承文芸・儀礼の精神文化など、約1000項目を図版も交えてわかりやすく解説する。地図・年表・索引など付録も充実。
【本辞典の特色】
◆近年、独自の文化を持つ先住民族として注目されるアイヌ文化について記述した、初めての総合辞典。
◆「ひと」(歴史・人名、地名等)・「もの」(物質文化・考古資料、民具等)・「こころ」(精神文化・儀礼、信仰等)の3部構成で、アイヌの暮らしを理解できる画期的編集。
◆クマ送り(イオマンテ)、英雄叙事詩(ユカラ)、住居(チセ)など、日本語で項目を引きながら、わかりやすくアイヌ語を学べる。
◆歴史・考古・民族の研究に携わる最適な執筆陣約100人が結集。収録する約1000項目を確実な史料に基づき精確に解説。
◆研究者はもちろん、学校・公共図書館や教育現場、一般読者まで、幅広く活用できる詳細かつ分かりやすい記述。
◆本文の理解が深まる図版約200点を掲載し、今後の研究に役立つ参考文献も充実。巻末には、関連する地図と年表を収録し、サハリン・千島等の北方世界との関わりが理解できる。索引も充実し利便性を高める。
内容説明
「ひと」(歴史・人名・地名等)・「もの」(物質文化・考古資料、民事等)・「こころ」(精神文化・儀礼・信仰等)の三部構成で、アイヌの暮らしが理解できる。クマ送り(イオマンテ)、英雄叙事詩(ユカラ)、住居(チセ)など、日本語で項目を引きながら、わかりやすくアイヌ語を学べる。歴史・考古・民族の研究に携わる最適な執筆陣約一〇〇人が結集。収録する約一〇〇〇項目を確実な史料に基づき精確に解説。図版・参考文献・索引も充実。さらに、関連する地図・年表により、サハリン・千島等の北方世界との関わりが理解できる。
目次
総説
第1部 ひと(アイヌ遺骨問題;アイヌ絵;アイヌ語地名 ほか)
第2部 もの(アイヌ麻;アイヌ刀(蝦夷刀)
アイヌ文様 ほか)
第3部 こころ(アイヌ語;アイヌ墓;アオバズク・コノハズク ほか)
著者等紹介
関根達人[セキネタツヒト]
1965年、埼玉県生まれ。1991年、東北大学大学院文学研究科博士前期課程修了。現在、弘前大学人文社会科学部教授、博士(文学)
菊池勇夫[キクチイサオ]
1950年、青森県生まれ。1980年、立教大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。現在、宮城学院女子大学名誉教授、東北芸術工科大学客員教授
手塚薫[テズカカオル]
1961年、北海道生まれ。1990年、早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程史学専攻退学、博士(文学)。北海学園大学人文学部教授
北原モコットゥナシ[キタハラモコットゥナシ]
1976年、東京都生まれ。2007年、千葉大学社会文化科学研究所博士課程修了(学術博士)。北海道大学アイヌ・先住民研究センター准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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