内容説明
詩経・楚辞から陶淵明・李白・杜甫の詩、蘇軾の「赤壁の賦」まで人口に膾炙した漢詩文の名作を読みながら、名家の筆になる書をカラー図版で鑑賞する。
目次
詩経「桃夭」
屈原「離騒」第一~六節
陶淵明「飮酒二十首」其一・五・十五
孟浩然「過故人莊」
李〓(き)「晩歸故園二首」其二
李〓(き)「寄韓鵬」
王維「早朝」
王維「偶然作六首」其二・六
李白「月下獨酌四首」其一・二
李白「山中與幽人對酌」〔ほか〕
著者等紹介
鷲野正明[ワシノマサアキ]
新潟県新発田市生まれ。長岡工業高等専門学校(工業化学科)、大東文化大学(文学部中国文学科)卒業、筑波大学大学院(中国文学専攻)中退。現在、国士舘大学文学部教授。千葉県漢詩連盟会長、全日本漢詩連盟理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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鴨の入れ首
1
2009年刊。図書館本です。中国漢詩の名作を、蘇軾・黄庭堅・米芾など日中の名書家の書で味わう漢詩解説書です。古の名蹟のカラー美麗写真は大変美しく趣深いですね。漢詩だけでなく書道も楽しむことができ、読んでいて目の保養になるだけでなく、大変勉強になります。2025/03/29
garyou
0
書のよさがわからないのが悔しいなあ。しかも読めないし。 改めて李白、いいつス。今度は李白の詩集を借りたい。2012/04/12
みな
0
人の短を道うこと無かれ、己の長を説くこと無かれ。2009/12/25
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