内容説明
日本人の記憶の中に生き続け、今なおさまざまな憶測や見解で語られる満洲。19世紀末から東北地方政権・満洲国・中華人民共和国による統治まで、政治・経済・環境・民族・文化など幅広い分野から800項目余を厳選し収録。最新の研究成果を取り入れ、豊富な図版を交えて平易に解説する。東北アジアの歴史もふまえ、20世紀満洲の全体像に迫る。
目次
第1期 満洲事変勃発まで
第2期 満洲国時代
第3期 戦後から二〇世紀末へ
著者等紹介
貴志俊彦[キシトシヒコ]
1959年、兵庫県生。1993年、広島大学大学院文学研究科東洋史学専攻博士課程後期単位取得満期退学。現在、京都大学地域研究統合情報センター教授、日本学術会議連携会員
松重充浩[マツシゲミツヒロ]
1960年、山口県生。1991年、広島大学大学院文学研究科東洋史学専攻博士課程後期単位取得退学。現在、日本大学文理学部教授
松村史紀[マツムラフミノリ]
1978年、京都府生。2008年、早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了。現在、宇都宮大学国際学部講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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