内容説明
激動する東アジア情勢の中、日本は徳川政権による新時代を迎えた。「首都」を江戸に構え、社会構造の再編、貿易の統制など、泰平の世を支えた基盤はいかにして築かれたのか。グローバルな新視点から幕藩体制誕生に迫る。
目次
江戸幕府と東アジア
1 近世武家政治社会形成期における儀礼
2 東アジアにおける江戸の都市空間
3 近世農村の姿―村と神社
4 原城発掘
5 異国窓口の景観と機能―平戸・出島・唐人屋敷・釜山倭館
著者等紹介
荒野泰典[アラノヤスノリ]
1946年広島県生まれ。1970年東京商船大学卒業。1977年東京大学大学院修士課程修了。同年東京大学史料編纂所助手を経て現在、立教大学教授
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