出版社内容情報
昭和7年に初版、昭和20年に全訂版、この新訂版は昭和23年刊行のものである。(昭和25年時の重版版をベースとしたので、新少年法の新立法の訂正がなされている)本書は、現行刑法(当時)の体系的解釈論を目的に編まれたものである。「解釈論は社会的現実に対する意義を明らかにすることなしにはその認識は如実であり得ない」という認識のもとで急激な変革時の昭和23年に実体論理に基づく現行刑法の解釈論を試みている。
昭和7年に初版、昭和20年に全訂版、この新訂版は昭和23年刊行のものである。(昭和25年時の重版版をベースとしたので、新少年法の新立法の訂正がなされている)本書は、現行刑法(当時)の体系的解釈論を目的に編まれたものである。「解釈論は社会的現実に対する意義を明らかにすることなしにはその認識は如実であり得ない」という認識のもとで急激な変革時の昭和23年に実体論理に基づく現行刑法の解釈論を試みている。