有斐閣選書<br> 21世紀家族へ―家族の戦後体制の見かた・超えかた (第4版)

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有斐閣選書
21世紀家族へ―家族の戦後体制の見かた・超えかた (第4版)

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  • サイズ B6判/ページ数 338p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784641281462
  • NDC分類 367.3
  • Cコード C1336

出版社内容情報



落合 恵美子[オチアイ エミコ]
著・文・その他

内容説明

初版から四半世紀。「家族の戦後体制」のその後を描く2つの章を新たに書き下ろし!

目次

プロローグ 二〇世紀家族からの出発
女は昔から主婦だったか
家事と主婦の誕生
二人っ子革命
核家族化の真相
家族の戦後体制
ウーマンリブと家族解体
ニューファミリーの思秋期
親はだめになったか
双系化と家のゆくえ
個人を単位とする社会へ
家族の戦後体制は終わったか
二〇世紀システムを超えて
エピローグ 二十一世紀家族へ

著者等紹介

落合恵美子[オチアイエミコ]
1958年東京生まれ。1980年東京大学文学部卒業。1987年東京大学大学院社会学研究科博士課程満期退学。兵庫県家庭問題研究所主任研究員、同志社女子大学専任講師、「人口史と社会構造史研究のためのケンブリッジ・グループ」客員研究員、国際日本文化研究センター助教授、京都大学文学研究科助教授を経て、京都大学大学院文学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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しゅー

3
★★★「家族の戦後体制」とは、①女性の主婦化②再生産平等主義③人口学的移行期世代が担い手、の三点を特徴とする。特に最後の担い手だった世代が曲者だ。戦後の一時期だけに現れた特殊な家族像を、あたかも普遍的で回帰すべき規範のように捉えている。その姿勢が、今の時代に合った家族像への転換を阻み続けてきた。高度経済成長期を理想とした仕事像(過労死モデル?)を維持し続けるのと同じだよね。教科書のような体裁だけど読みやすい。なぜなら、よく出口治明さんが言うようにタテ(歴史)とヨコ(各国比較)を見て数字で考えているからだ。2021/09/20

カモメ

2
戦後日本はきょうたいが多かった為子育てを協力していた、核家族も実数は変わっていないという指摘が興味深い。家事が誕生したのは公と私が分離した事によるものというのはなるほどと思った。カップル単位社会では男性が単位の代表とされるので性別役割分業批判にとどまらず家族単位視点を否定しなくてはいけないというのは的を射ている。介護保険は家族ではなく本人に支払われるべきというのも納得。変わっているようで変わらない日本。1985年の中曽根政権での新自由主義政策とその時代の日本の有利さとは何だったのか掘り下げたいと思った。2021/01/26

かとたか

1
所与のようにすら思えていた、家族、主婦、子供といった概念。それが戦後に作られたものであると言うことを示した上で、その変化について論じている。日本社会の構造を読み解く上で必読の一冊。2021/08/12

げんざえもん

0
21世紀も1/4が過ぎたのに、日本の家族制度は未だに戦後体制から抜け出せず、栄光の20世紀を引きずり続けている。少子化も待機児童も介護危機も103万円の壁も夫婦別姓問題も、本書初版で指摘されていたのに…2025/01/15

にょ

0
自分は著者を歴史人口学で知ったが、多分本業はこっち。近代という時代の特殊性を改めて認識させられる。婚外出生や離婚率などの戦後を底とするU字型の推移を考えると、特にそう感じる。とはいえ前近代に戻ることは決してないのだが。東アジアの少子化を儒教など適当な文化要因に帰着させずに「近代化」で説明しているところが最高。著者も言っていたが文化による説明は便利だが、他にもっといい説明があるならそちらを取るべきだ。2024/06/18

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