有斐閣選書
基本的人権の事件簿―憲法の世界へ (第4版)

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  • サイズ B6判/ページ数 269p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784641281219
  • NDC分類 316.1
  • Cコード C1332

内容説明

新しい判例や社会の動きを反映してより親しみやすく。基本的人権のいまを知り基本的人権のこれからを考える身近で重要な24の「事件」。

目次

1 自己決定権(髪型の自由―パーマをかけたら退学ですか?;バイクに乗る自由―バイクに乗って何が悪いんだ;同性愛の自由―公共施設は同性愛者の宿泊を拒否できるか ほか)
2 新しい人権(プライヴァシー権―「この本にあなたの名前がのっているよ」;肖像権―公道上の監視カメラに文句がいえるか;平和的生存権―国際平和のために日本は何ができる? ほか)
3 元祖・基本的人権のいま(平等権―同じ子どもなのに、どこが違うの?;思想・良心の自由―「君が代」は思想の押しつけか;信教の自由・政教分離―信仰と法律の板ばさみ? ほか)

著者等紹介

棟居快行[ムネスエトシユキ]
1955年生れ。1978年東京大学法学部卒業。現在、大阪大学大学院高等司法研究科教授

赤坂正浩[アカサカマサヒロ]
1956年生れ。1984年東北大学大学院博士課程満期退学。現在、神戸大学大学院法学研究科教授

松井茂記[マツイシゲノリ]
1955年生れ。1980年京都大学大学院修士課程修了。現在、ブリティッシュ・コロンビア大学法学部教授

笹田栄司[ササダエイジ]
1955年生れ。1984年九州大学大学院博士課程修了。現在、北海道大学大学院法学研究科教授

常本照樹[ツネモトテルキ]
1955年生れ。1983年北海道大学大学院博士課程修了。現在、北海道大学大学院法学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

高知

0
拾い読み。第5版が出ていた…。2016/06/15

tankaru

0
各種の人権を認めさせるため、憲法をその根拠とした、訴訟、解説、結果。/著者は憲法学者らしく、やや原告の権利を認める方向で解説する傾向がある。ただ裁判所はそれと異なる判断をしたケースが多く、一体どっちやねんと途方にくれてしまう。裁判所の判断に対しても、憲法学者の立場から批評する項を設けて欲しい。2015/02/08

ブナ太郎

0
基本的人権の事件簿。表紙に探偵の絵が描かれている通り、これは人間が生きるのに欠かせない基本的人権をめぐる事件簿である。なぜ、パーマをして、学校を退学させられなければいけないのか? ソ連における日本人捕虜の強制労働の補償の問題は? 身近にある問題から戦争などの世界的問題まで、様々な「事件」が紹介されている。探偵役は、各界の新進気鋭な学者さん。最終的に解答をだすのは、最高裁判決。その両者の攻めぎ合いが熱い。「現実は、小説よりも奇なり」この言葉が、心にぐっと迫って来る問題提起させられる本だった。憲法は、理念や2012/06/08

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