出版社内容情報
画期的なハンセン病判決、DV法の制定。職業における障害者の欠格条項の撤廃など、共生の道を広げる新しい動きを加筆して全面的に改訂した。
内容説明
DV防止法、人権教育推進法の制定、職業における障害者の欠格条項の撤廃、歴史的なハンセン病判決など、新しい世紀は「共生の世紀」と思われるほどのスタートを切ったのだが…初版以来の激しい動きをフォロウして全面改訂。現在の問題点を突き出していく。
目次
第1章 障害者とともに
第2章 病気の人々とともに
第3章 心を病む人々とともに
第4章 アイヌ民族とともに
第5章 外国人とともに
第6章 「部落」の人々とともに
第7章 「ホームレス」の人々とともに
第8章 異なった宗教の人々とともに
第9章 性的マイノリティの人々とともに
第10章 男女がともに
著者等紹介
大谷恭子[オオタニキョウコ]
1950年生まれ。1974年早稲田大学法学部卒業。1978年弁護士登録(第二東京弁護士会所属)。現在、弁護士、日本女子大学非常勤講師、東京女子大学非常勤講師。金井康治君自主登校裁判、アイヌ肖像権裁判などの弁護士として、マイノリティの人権を擁護。永山則夫連続射殺事件、連合赤軍事件そして地下鉄サリン事件など、困難な事件に挑戦し続ける「熱と情」のひと
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