出版社内容情報
好評を博している概説書の最新版。知的財産法の中心である特許法を,コンパクトかつ明快に解説。平成27年の法改正に完全対応。
内容説明
法律論と技術論が絡まり合う特許法の世界。ここを迷わず歩けるようになるためにまず理解しておくべき標準を、本書は示す。旧版刊行以来3年間の進展を反映した第6版。特長:(1)章や節の最初の箇所など随所にナビゲーション的な記述。(2)豊富な具体例。あまり高度でなくそれでいて興味深い例を精選。(3)法律用語、業界用語などのなじみのない用語には言い換えや説明を付記。(4)総花的な記述を避け、一貫した立場からメリハリをつけて叙述。
目次
序章 知的財産権と特許
第1章 特許権の概要
第2章 特許権侵害
第3章 特許権の利用
第4章 特許取得手続
第5章 特許行政争訟
第6章 権利侵害救済手続
第7章 実用新案法
第8章 特許をめぐる条約
著者等紹介
高林龍[タカバヤシリュウ]
1952年生まれ。1976年早稲田大学法学部卒業、司法修習生(第30期)。1978年東京地方裁判所判事補、その後、那覇、東京、松山の各地方裁判所判事補。1988年松山地方裁判所判事。1990年最高裁判所調査官。1995年早稲田大学法学部助教授。1996年~早稲田大学法学部教授。専攻:知的財産権法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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